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2008年12月 7日 (日)

危ない釣り―決して真似をしてはいけません

Suibokuga













水墨画ではありません。これを見てどこだか分かる方はいない―

というか、正直やみいにもよくわかりません。というのは冗談ですが

忍路の竜ヶ崎を崖の上から見下ろしているところです。






竜ヶ崎というと春に船渡しで行かれる方が多いと思います。また、

手漕ぎのボートも貸してくれますが、他人を気にせずのんびりと

釣りができるので原則として船には乗らないやみいもここだけは

春になると何回か訪れます。







ある年の3月、突発的に釣りに行きたくなりました。まだまだ雪は

ありますが、はしりのカレイ情報もそろそろ聞こえてきますし―

よし、竜ヶ崎に行こう!

と、怖いもの知らずのやみいは思い立ったら吉日です。さっそく

出かける事にしました。ただし、それまで船渡しでこそ行った事は

ありましたが山越えはしたことがありません。今思うと怖いものと

いうより命知らずもいいところです。







忍路の漁港に車を止め、横の坂道をテクテク登っていきます。

3月末とあって雪はカチカチですが、釣り人とおぼしい足跡があり

迷う事はありません。15分ほどで首尾よく降り口と思われる所に

たどりつきましたが―

sign03

行ったことのある方ならおわかりでしょうが、半端な高さじゃない

ですよね。あまり高所恐怖症の気はないはずのやみいですが、

さすがにこの時ばかりはビビリましたshock






Photo005




















後日判明しましたがほぼ高さ50メートルの崖です。うそーっ、

こんなところを降りていくとは信じられない!普通ならここで命の

危険を感じて退却しそうなものですが、「命知らず」と化している

やみいは無謀にも雪に覆われた崖に挑みました。しかし誤算が

ひとつ―確かここにはロープが張られており、それを命綱として

登り降りするはずなのですが、この年は特に雪が多かったことも

あり、そのロープが完全に雪に覆い隠されていたのですbearing









その結果、命知らずの無謀者は崖の途中であえなく立ち往生して

しまいました。降りれば降りるほど急になっていく斜面はカチカチに

凍り付いてすべります。ほんの10メートルほどで進退窮まって

しまいました。と、その時です。

「大丈夫かーい」という声がして、見上げると崖の上には人が。

ここに至ってさすがにとても大丈夫でないのを自覚したやみいは

ほうほうの体で崖の上に戻りました。

「ここは今時はロープがないと無理だよ、昼くらいまでならこれを

使ってもいいけど」とロープを立ち木に巻きつけるとあっというまに

その釣り人は崖をするすると下りていき、やみいもズルズルと

その後に続かせていただきます(本当にありがとうございました)。










釣果の方はカレイとホッケが2匹ずつとぱっとしませんでしたが、

そのあとにも別な釣り人がひとり、青いロープを引っ張って崖から

降りてきました。やみいの救い主は「あの青いロープを使わせて

もらえば帰れるね」と一足先に早々と引き上げてしまいました。

やみいもほどなく、帰る事にしてあたりを見ましたが青ロープの

釣り人の姿が見えません。どうやらかなり奥のほうに行っている

ようなのでここはこっそりロープを使わせてもらおうと思ったら、

今日2度目の

sign03

青いロープと見えていたのはスズランテープ、荷造りに使うあれ

だったのです。確かに丈夫かもしれませんが、ところどころ岩も

露出している斜面を見てはとてもこれに体重を預ける気には

なれません。どうしよう―coldsweats02










結局やみいは竿袋、リュックを背負ったままロープなしで恐怖の

断崖絶壁を無理やりよじのぼりました、まさに命がけですsweat01

これ以来、さすがのやみいも初めての場所に行くときにはかなり

慎重になったのは言うまでもありません。その週のうちに50mの

ナイロンロープも購入しました(笑)。それにしても未だに消えない

疑問なのですが、あのスズランテープで崖の登り降りなんかして

おっかなくないのでしょうか?






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釣り」カテゴリの記事

コメント

やみいさん
すごい冒険家ですね、とてもとてもハゴトコには出来ない技で有ります。
えりも岬の所で釣りをしている人にも驚きですが。
小心者のハゴトコはテトラに上るのも大冒険なのに、尊敬に値します。

投稿: ハゴトコ | 2008年12月 7日 (日) 21時39分


先日の太平のクロちゃん祭りオメデトウございます。

竜ゲ崎は若いころ毎年3月の20日頃に通ってましたカワガレイの座布団釣りたくてでしよ。雪snowの多い年の方が降りやすかったですよ。

投稿: シマ | 2008年12月 7日 (日) 21時45分

やみいさん初めまして一郎と申します。
きままさんのBBSはよく覗かせて貰っております。良型のカレイ釣ってますね、お見事です。忍路の竜ヶ崎の画像を見てピーンと来ました。竜ヶ崎は一郎が30年程前によく通っていた場所です。船渡し代をケチり毎回あの坂を登り、ハンパない崖を下っていました。初めて友達に連れて行ってもらった時の事は今でも鮮明に脳裏に刻まれております。雑木林を抜けて最初に目に飛び込んで来たのが本当に美しい夕陽でした。感動で目がウルウル、しか~し次の瞬間「ここの崖を降りるんだよ」!!お~いマジかよ本気で「死ぬ」と思いました。
あの頃の竜ヶ崎はマガレイが海底に重なっているんじゃないかと思うくらい釣れました。100枚超えは余裕でしたよ、型は昔からイマイチでしたが。

何か懐かしくて長々語ってしまいました。
これからも宜しくです。
来週末は日高でカジカ狙いの予定です。

投稿: 一郎 | 2008年12月 7日 (日) 22時21分

こんばんは、ハゴトコさん。行きはともかくとして
帰りは決して冒険したくはなかったです(^_^;。
携帯でSOSしようかとも思ったのですが、
下手するとニュースネタになってしまいそうで・・・
こうして人は経験をつんで賢くなります(笑)。

投稿: やみい | 2008年12月 7日 (日) 22時25分

シマさんこんにちは、実はハゴトコさんとお知りあい
だったのですね(^_^)。大平川は出来過ぎでした。
ロープさえあれば確かに雪があった方が下りやすい
ですよね。
今時行ったらどうなのか興味があります。

投稿: やみい | 2008年12月 7日 (日) 22時31分

はじめまして、一郎さん。ようこそおいでくださいました(^o^)。
30年前とは・・・その頃ならさだめしよく
釣れたのでしょうね、うらやましい。
確かに良型はあまり釣れませんが、17年の4月末に
32センチのマガレイが釣れています。ここでは
これ位がいいところなのでしょうか。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: やみい | 2008年12月 7日 (日) 22時38分

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