レトロもきわまれり?
今日はやみいが一番大事にしている釣りの本をご紹介します。
実に発行は昭和52年。表紙もどこかへいってしまったので
中表紙の画像を載せました。「北海道の○り」は昭和46年の
創刊ですからそれよりは新しいとはいえ、ゆうに30年以上は
たっています。もちろん当時これを買ったのはやみいではなく
父親ですが、いつのまにかやみいの本棚にあります。
内容も時代の流れを感じさせます。竹竿の手入れ方だとか、
タイコリールがまだ幅を利かせているし、当然の話しですが
竿はグラスロッド、糸はナイロンです。ポイントガイドを見ると
石狩新港は東防波堤だけだし、小樽の色内埠頭などもまだ
影も形もありません。一番安くてポピュラーなエサがエラコ
というのも隔世の感があります。今でこそ高価だけれども、
昔は釣具店の土間に新聞紙に包んでゴロゴロ置いてあった
ものでした。夏場などは時々悲惨なのに当たりましたが。
当然、仕掛けや道具類も現在とは比べものになりませんが、
当時の釣り人の創意工夫は今読んでも感心することが一杯です。
実は以前紹介した荒根用の自転車チューブもここからのパクリ
なのです。
前にも書きましたが、昔の本は読んでいて気持ちのゆとりを
感じさせるものが多いように感じますね。今年は「北海道の○り」
もなるべく昔のを探してみようかなと思っています。
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コメント
こんばんわ
すごく古い本ですね、写真のオッサンの竿のしなりがいい感じですね。
ハゴトコも20年位前の釣り場のガイド本3冊セットがあります、広告を見るとまだフィッシュランドに釣堀が有っちゃつたり、オリムピックの釣具の広告があったり、丁度カーボン竿の出足の頃なのかな、もう当時からぎょぎょライトがあったんですね。積丹もたくさん良い所があったり。
確かハゴトコもこの本片手に釣り歩いたなー。
投稿: ハゴトコ | 2009年1月 8日 (木) 23時13分
お久しぶりです、遅くなりましたが本年も宜しくです。
その本私も持ってますよ北海道新聞社から出された物ですね当時で定価1300でした、最近知ったのですが釣り仲間のお父様がこの本の監修にたづさわっておりました名前も出てました世の中狭いものです。
古い物なら少しあります、今度紹介しますね。
投稿: シマ | 2009年1月 9日 (金) 10時32分
ありましたねー、釣堀。そういえば熱帯魚も
売っていて釣堀の景品にしていたような。
ポイントも年々減っていくのは寂しいですね、
港とトンネル、こんなに作ってどうするんだろ。
投稿: やみい | 2009年1月 9日 (金) 17時13分
シマさんこんにちは。大晦日に虻田でシマゾイが
釣れたときにシマさんが思い浮かびました。
やっぱり年配の方は持ってらっしゃるんですね、
数少ない北海道編集の磯釣り本、たいそう
貴重品だと思います。古いものは大好きなので
ぜひよろしくお願いします(^_^)。
投稿: やみい | 2009年1月 9日 (金) 17時19分