例年この時期は石狩・小樽あたりでコマイやハゼを
釣るというのがお約束になっていますが、そうすると
必然的に夜釣りになってしまいます。
この時期の夜釣りは当然寒いのでほとんどの場合
車横付けーあんまりエコじゃありませんね。
やはり多少寒くても条件さえよければ昼間の釣りで
平物を狙いたいということで今年の初釣行、日曜は
ふたたび兜の千畳敷に行ってきました

前回と同じく6時前に出発し、現地に着いたのは
8時過ぎ。駐車場には車が多数、千畳敷から照岸の
岩場までサクラマス狙いの釣り人でいっぱいです。
まあのんびり釣るのが一番と前回に引き続き
画像右端の大岩の向こうへズボズボ (大晦日には
ほとんどなかった雪がかなり積もってました。ただ
駐車はいまのところ大丈夫です)

この日は仕掛けのテストということでリシャールさん
おすすめの○木式遊動仕掛けとやみい式段差針
仕掛けを使ってみます。狙いはもちろん前回足元で
バラした良型マガレイ+宗八カレイです
途中すれちがった人が「ルアーでも宗八が釣れた」
と言っていたので期待できますね。
さて、今回は去年の残り物ではなく新たに仕込んだ
塩イソメとサンマを使いますが早速アタリがー

いきなりローソクホッケのダブルです
とてもじゃ
ありませんが20センチ少々ではどうしようもない、
さいわい針も飲まれていないので即リリース。
しかしここからローソクホッケ軍団の猛攻がー
どこへ投げてもすぐアタリ、なかには20センチにも
満たないようなミニホッケも。それでも今回は
まれに35センチくらいのサイズも混じるので
それだけはキープしましたが、かんじんのカレイは
手のひらより多少大きいのが数枚とさっぱりです。
これではただでさえ少ないエサ(イソメ1パックと
サンマ1匹)がなくなってしまう
そんなこんなでだんだんくたびれてきましたが
右手の浅場に投げ損ねてそのままにしていた竿に
モソモソと微妙なアタリが。なにか付いたかなと
竿をあおると根掛かり・・・かと思いましたが
ずるっと抜けてきました、しかしかなり重たい。
といって暴れもしないし、不吉な予感が
とにかく竿をあおってはリールを巻きながら
足場の低い位置に移動します。手をのばせば
水面に届くあたりまでやってきたころになって
ようやく力糸まで巻いてきましたが一向に
浮いてきません。寄せ波にあわせてようやく
水面に現れたのはー
恐れていた火星人ではなく、40センチを大きく
上回るアブラコーと思いきやよく見るとシマ模様が。
最近では珍しいサイズのホッケでした。竿では
上がらないので力糸をつかんで取り込みましたが
いや大きいこと。
隣にいた釣り人ふたりも何事かとやってきて
たまげていましたがサイズを測ると45センチ。


一緒に写っているホッケも35センチくらいあるの
ですがまるでローソクに見えてしまいます。
ずいぶん昔、船釣りで50センチのホッケが釣れた
のを見たことがありますが、自分で釣った中では
最大級、だいたい40センチ級でもいままで
釣ったのは数えるほどです、やれびっくり。
このサイズなら刺身にしたらさぞうまかろうと
腹をさばくか考えていると先ほどのお隣さんが
やってきて
「あのー、ゆうべ小樽で大きいニシンをたくさん
釣ったんですけどそのホッケと交換しては
いただけないでしょうか」
「え・・・
」
どうしようと考える間もなく言っちゃいました、
「ああ、それなら持っていっていいですよ」
ああもったいない。
ま、刺身も虫のチェックとか面倒だし、2人して
ワーワーキャーキャー言われると訳のわからん
見栄を張ってしまいました
おかげでカズノコ入りのニシンが5匹、夜釣りも
せずにゲットできましたが複雑な心境です。
まあたいそう喜ばれたのでいいとしましょう。
というわけで今回のメインターゲット、平物は
28センチのアサバがMAX、次回こそは・・・
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